1947-10-08 第1回国会 参議院 文教委員会 第10号
○松野喜内君 羽仁委員から言われた文教委員會自身によつての調査、もつと根據ある意見を出すことが必要であることは、全く同感です。今小野委員からも言われたことで、私は先程あの提案をしましたが、無論こういうことと相關連して一つお願い申上げたいということを、重ねて申上げます。
○松野喜内君 羽仁委員から言われた文教委員會自身によつての調査、もつと根據ある意見を出すことが必要であることは、全く同感です。今小野委員からも言われたことで、私は先程あの提案をしましたが、無論こういうことと相關連して一つお願い申上げたいということを、重ねて申上げます。
文部省の調査がどうであるかということがあるだけで、文教委員會自身の調査というものは全然ないのであります。これはやはり急速にこういう缺陥を脱却しなければならん。安本の調査、或いは文部省の調査、そういう調査は勿論十分利用するわけですが、文教委員會自身がこの六・三制實施について實情を調査するということを始めて頂くことが必要ではないか。
そういう勤勞青年の多數に希望を與えて、そうして彼等の向學心というものをいよいよ高めて行くということは隨分大きな問題でありますので、私としてはこの請願の囘付という程度のことでなく、又文部省當局の方にいろいろお願いし注文を付けるという程度でなく、この文教委員會自身が勤勞青年に對する高等教育についての法案を整備せられるという方向に是非進んで頂きたい。